スマート ファイルボックスを使って、安心して出し入れできるように

「國學院大學図書館」での事例

1万点以上の茶封筒が並びます。

スマートファイルボックスに入れ替えました

國學院大學図書館でのスマートファイリングの対象資料は「井上匡四郎文書」です。戦時中の研究動員会議・科学技術審議会関係の原史料が完全な形で収蔵されており、他ではみることのできない貴重な資料群です。
1万点以上に及ぶ大量の関連資料は、5年の月日をかけて整理された際に、角2の茶封筒に納められていました。現在は棚にそのまま置かれ、保存されています。それらをスマファイシリーズのA4ファイルボックスを使って、保存を兼ねながら利用の際のストレスを無くす試みをしています。
人手が確保できないところなので、少しずつ「リハウジング」(入れ替え)を進めています。茶封筒はそのままで箱入れを進めていますが、これもいずれ用意してあるL字に口のあいた、専用封筒に入れ替えられる予定です。
分厚い簿冊だけは、同じ大きさの厚さだけ厚い専用のファイルボックスを製作して、同じ並びで配架しました。できるだけ別置は少ないほうがよいからです。インナー型個別フォルダーも作って、取り出しやすくしてあります。

茶封筒は棚の中で歪んでいます

ベロを折ってファイルボックスに収納

厚い簿冊個別フォルダーを工夫しました

封筒のベロを折って、収納していましたが、ベロを折るだけでも大変な作業となります。ベロは断ち落して収納する試みも始めました。