整理用のパンフレットボックスの更新

「東京都現代美術館 美術図書室」での事例

東京都現代美術館の美術図書室では、パンフレットボックスを使って図書室の書籍を整理しています。今まで使用していた酸性紙素材のパンフレットボックスは、保管具として素材に不安が多く、すでに金属ステープラーも錆びかけていました。
司書の森田さまの依頼で、新しいパンフレットボックスを制作しました。図書室の書棚の高さと奥行きに合わせた大きさで設計して、幅は10㎝と5㎝の、新しいスマファイ素材のパンフレットボックスを2種類用意しました。美術館の図書室にはサイズや形状が規格外の資料も多く、封筒も使って整理されています。それらが納まるように市販のものより奥行きを大きくして作ったパンフレットボックスには、ほとんどの資料が入るので、整理がはかどるようです。

酸性素材のパンフレットボックス

ステープラーの金具も錆びの心配が、、、

新しいパンフレットボックスに更新

新しいボックスも、前壁に鉛筆で記入

軽くてしっかりしているので扱いやすいです。

森田さまからは「軽くてしっかりして使いやすい。優しい緑色もいいですね」との感想をいただきました。なおボックスへの分類の書き込みついては、ラベルなどは使用せずに、直接ボックスに鉛筆で書き、変更があっても消して書き直せばいい、シンプルな表記法が採用されています。