<図書館・文書館における資料保存に関する講演会> (好評のうち、終了しました) テーマ:図書館・文書館における資料保存−デジタルとオリジナル、その調和と発展― カナダ・ケベック国立図書館・資料保存部長のリチャード・トーイン氏を迎えて、カナダの国立図書館文書館統合後の現状や、デジタル化の制約を認識し、原本保存に予算を注入するカナダの国立機関や大学図書館における資料保存について、その保存政策、優先順位決定など日本の図書館人向けの講演会を開催し、わが国における資料保存を考える機会とします。 あわせて、国立国会図書館における多様な資料媒体の保存への対応に関する報告により、各図書館、文書館での今後の資料保存の具体的検討に資することが目的となります。 講 師:リチャード・トーイン氏 (講演は、日本語逐次通訳つき。) 日 時:平成16年11月29日(月)13:30〜16:30 会 場:京都大学附属図書館AVホール(100名、申込受付の先着順) 主 催:京都大学附属図書館 共 催:近畿地区国公立大学図書館協議会、京都大学文書館 後 援:国立国会図書館、(財)大学コンソーシアム京都 協 賛:プリザベーション・テクノロジー(PTLP)社、TRCC東京修復保存センター) |
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講演会プログラム 13:30〜14:00 受付 14:00〜14:10 開会挨拶、講師紹介 14:10〜15:20 講演:「カナダの国立図書館・文書館における資料保存の現状−大量脱酸で所蔵 コレクションの資源的価値を守る−」 ・・・講師:リチャード・トーイン氏(Mr. Richard Thouin) 15:20〜15:50 「多様な媒体を保存する国立国会図書館の取り組み」 ・・・報告者:国立国会図書館関西館資料部長 村山 髣Y氏 15:50〜16:30 質疑応答 16:30 閉会 |
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*講師紹介* リチャード・トーイン氏(Mr. Richard Thouin) ケベック国立図書館・資料保存部長 (Director of Preservation Div. National Library of Quebec) 図書館の資料保存専門家として15年のキャリアを持つ。 カナダ・モントリオール大学大学院図書館情報学科修士。(1987) 紙資料の多方面での保存(環境管理、製本・修復、大量脱酸、マイクロ化、デジタル化)、ボーンデジタル資料の保存(OAIS、メタデータ、保存戦略、アクセス)に従事。 ?ケベック主要大学連合会議(CREPUQ)の資料保存作業部会の代表を務める。作業部会は図書館における資料保存ガイドラインなどの一連の手引書を作成している。 テーマ:保存ポリシーの立て方、資料の取扱い方、劣化損傷診断アセスメント、マイクロフィルムや電子メディア・写真・音声・ビデオの保存、災害対策計画など |
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本講演会に関する申込み・問合せ先 京都大学附属図書館(担当:森情報管理課長) Tel : 075 (753) 2617、Fax :075 (753) 2649、E-mail: ikmori@kulib.kyoto-u.ac.jp |